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新型コロナウィルスの影響によってタテのつながりが減少した昨今、各学年の学修支援アドバイザーが集結し、座談会を行いました。題して、「先輩、教えてください!」。
学修支援アドバイザーは、在学生を対象にした学修支援のしくみであり、研修を受けた在学生が後輩の学修支援を行っています。先輩が後輩の聞きたいこと、気になることに答えます!
3年生になると実習期間が長くなると思うのですが、どのようにモチベーションを保っていましたか。高いモチベーションを保ったまま長期間の実習に挑めるかが心配です。また実習の配属先はどのように決めましたか。ソーシャルワーク実習Ⅰに比べて種別が増えているので、どのように選んだかが気になりました。
複数人で実習に行く場合はお互いに励まし合っていました。担当の先生が巡回に来てくださるときに困っていることや悩みを相談することも大切かなあと思います。加えて実習が終わってからしたいことやほしいもののことを考えたりしていました。実習期間が長いので何かモチベーションになることを考えることも大切です。
実習したい分野への配属を希望する人もいれば、興味や関心に関係なく分野を選ぶ人もいました。どの分野に実習に行くにしても事前に十分な知識を身に着けておく必要があると感じました。
国家試験の勉強はいつごろから始めましたか?いつから勉強したらいいのか、今何をすべきなのかがわからないまま時間が過ぎていっているので焦っています。
1,2年生のうちは講義や課題をこなすことで精一杯で、4年生になってから国家試験の勉強を始めようと思っていましたが、今考えると4年生になる前の春休みは時間があったように思います。精神保健福祉士国家試験受験資格を取得しようとする場合4年生の前期は、実習と就職活動と卒業論文の作成に時間がかかってしまい、国家試験の勉強に時間を割くことは難しいです。
医療の専門職を目指す4コースと福祉の専門職を目指す人間福祉学コースとでは課題に対するアプローチの仕方が異なると思います。4年次でのチーム医療福祉演習では他の4コースと違う視点から意見を述べることが多いと思いますが上手くできるのでしょうか?他のコースの人の意見に圧倒されてしまいそうだなあと感じています。
どの学科の人も専門的な知識をもとに意見を述べるので、私たちも専門的な知識が必要です。介護保険制度とか後期高齢者医療制度とか…。ただ、人間福祉学科で学んだ考え方が他の学科とすべて違うわけじゃなかったかなあ。例えば看護学科とは考え方が似ているところも多かったなって感じました。
2年生が一番忙しいと思っていましたが、4年生の前期が想像していたより大変そうでした。授業中に少しずつ国家試験の問題を解いているのも、4年生になって焦らないためには必要なことだと感じました。福祉に関する知識にあふれている先輩方の姿を見て「かっこいいなあ、私も1年後、2年後には先輩みたいになれているのかなあ」と思いました。