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新型コロナウィルスの影響によってタテのつながりが減少した昨今、各学年の学修支援アドバイザーが集結し、座談会を行いました。題して、「先輩、教えてください!」。
学修支援アドバイザーは、在学生を対象にした学修支援のしくみであり、研修を受けた在学生が後輩の学修支援を行っています。先輩が後輩の聞きたいこと、気になることに答える座談会企画でしたが、最後は4年生が後輩へアドバイスします。
3年生の後期からゼミを1つに絞り、自分の興味のあるテーマに沿って研究を進めていきます。アンケート調査を実施したり、先行研究との比較検討を行ったりと、初めてのことばかりでどのように進めていけばいいのか悩むこともありましたが、ゼミの先生や同じゼミのメンバーからコメントをもらうことで、新たな気づきや発見にもつながり、少しずつ書き進めていくことができました。また、ゼミは少人数制であるため、国試対策や就活のことなど、卒論以外のことも相談できる環境が整っており、とても安心して過ごすことができました。
この授業では、クライエント役とワーカー役に分かれてロールプレイを行い、具体的な支援技術を実践的に学ぶことができます。中でも、クライエントに合わせて質問を選択し、クライエントをさまざまな角度から捉えること、また、焦って結果を出そうとするのではなく、『面接開始前と比べてクライエントがどのように変化したのか』に目を向けて面接を進めていくことが大切だと学んだことが印象に残っています。この授業を通して得た学びを実践場面でも活かしていきたいと思っています。
※R3年生入学の学生からは科目名が「精神保健福祉演習Ⅲ」になります。
座談会を通して、普段なかなか話す機会の少ない2年生、3年生とゆっくり時間をかけて話すことができ、とても嬉しかったです。また、私が2年生、3年生だった頃の気持ちを思い出し、少し懐かしい気持ちにもなりました。2年生、3年生が出してくれた質問の答えになっていたかはわかりませんが、少しでも参考になっていたら嬉しいなと思います。これからの学生生活を悔いのないよう、楽しみながら過ごしてほしいなと思います。