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 卒業生?在学生の声最近の話題アクセス

■環境科学コースの卒業生の活躍

 本コースの卒業生の活躍の状況について紹介しています。情報は掲載当時のものです。
 リンクがない記事は、近日公開予定の内容です。
 
  坂井さん(西本研:高校教諭)

 私は現在、公立高等学校で理科(主に化学)の教員として働いています。教員の仕事は、授業などの教科指導に加えて分掌、学年、部活、担任としての学級経営など多岐にわたり、日々忙しく過ごしています。

  中野さん(橋本研:フジクリーン工業)

 入社後の3年間は、本社の技術管理部という部署で、施工?維持管理について学びながら、主に浄化槽の設計を行っていました。4年目からは東京支店の技術課に配属となり、浄化槽や産廃処理槽の維持管理についての指導や維持管理講習会の講師、そして、水質不具合の改善や調査を行っています。

  山本さん(小林研:豊国エコソリューションズ)

 私の所属する会社は環境?省エネに関するコンサルティングを行っています。特に設備導入に補助金活用をしたい事業者様への支援を主としており、私は様々な補助事業の中でもZEBに取り組んでいます。

  木ノ上さん(有馬研:日本盛)

 主に品質管理業務に携わっています。具体的には、製造部で仕込まれた清酒、また製品に詰める清酒の成分分析を行い、醪(もろみ)の発酵度合いや製品の規格に適しているか等をチェックしています。
 

水守さん(米村研:兵庫県分析センター)

 水質、大気等の環境分析や作業環境測定等を行っている会社で、私は主に生物化学的酸素要求量(BOD)の測定を行っています。5日間かけてサンプルの減少した酸素量を測定し、工場排水や河川水等の汚れ度合いを調べています。

■環境科学コースの学生の声

 本コースに関連する学生の声を紹介しています。情報は掲載当時のものです。
 
生命環境学部環境科学科 3年 夏賀陽菜さん(2021年掲載)
 
県大の魅力

 私がこの大学の環境科学科を志望したのは,環境問題に興味があったからです。「この大学の魅力は,3年次から研究室に配属されることです。2年間かけて研究することで,より環境問題について自分なりの考えを深く持つことができます。また,親しみやすい雰囲気であるのも魅力の一つです。広島県外の学生が多いですが,出身地に関係なく交流して不安な大学生活も楽しく過ごせます。ぜひ一緒に充実した大学生活を送りましょう。


生命環境学部環境科学科 3年 小林莉詠さん(2021年掲載)
 
学びたい環境

 私は環境を広い視野を持って科学的に学びたいと思い,この学科を志望しました。カリキュラムは,化学,生物,物理をはじめとして,学べることは本当に様々です。これらの学問に触れることで,環境を多方面から本質的に捉えることができます。そのため,生涯を通じた自分の心惹かれるものに出会えると思います。また,先生も親身になってご指導くださいます。その時その時の気持ちを大切にして,自分の道を進んでください。


生命環境学部環境科学科 4年 盛重結花さん(2020年掲載)
 
Q 学生生活はどうですか?
 1、2年生の時は講義が多く、朝から夕方まで講義にでて、放課後にサークル活動に参加していました。夜は同じ学生寮の友達と夕飯を食べたり、部屋で一緒に野球観戦などしていました。アルバイトは土日に入っていました。
 三年生からは講義数が減ったので、空きコマはバイトに出たり、研究室で研究活動をしています。

Q ゼミや研究室ではどういったことをしていますか?
 私の所属する研究室では、植物に含まれるセルロースやリグニンという物質について研究しています。
 植物から環境負荷の少ない材料を合成したり、様々な分析機器を用いて分析を行ったりしています。私は分析が中心で、日々データや構造式とにらめっこしながら構造解析を行っています。
 実験をしていないときは、勉強をしたり、研究室のメンバーと雑談をして過ごしています。

 Q 大学に入って成長したことは?(授業や活動をとおして)
 一番成長したと感じたところは行動力が上がったところです。以前は、失敗や間違いをおかすことばかり考えてしまい、行動に移せないことが多かったです。
 しかしアクティブラーニング型の授業や実験を通じて、実行して、失敗してみなければ得られないことがあることに気が付き、ネガティブ思考に陥る前に行動できるようになりました。

Q 印象に残っている又はおすすめの授業や活動は?
 フィールド科学実習が一番印象に残っています。
 フィールド科学実習では栽培や食品加工、環境分析について座学だけではなく、実際に手を動かして学ぶことができます。
 その中でも、特に印象深かったのは、果樹の剪定管理です。
果樹の健康状態や気候などを考慮した上で、切る枝の量や場所を決める必要がありとても奥が深いと感じました。

Q 受験生に向けてのメッセージ
 大学生活は講義だけでなく、サークル活動やアルバイトなどもあり今までよりも活動の幅が広がります。
そのため自分でやりたいことを見つけて追求したり、今までになかった視点で将来にについて考えたりすることができます。
 ぜひ楽しい大学生活を送りましょう。

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生命環境学部環境科学科 4年 望月唯香さん(2020年掲載)
 
Q なぜ,県立広島大学の学部?学科に入学しましたか?
 小学生の頃から地球温暖化をはじめとする環境問題に興味があり、環境について学ぶことのできる学科を選びました。
 また、「自然豊かな場所で親元を離れた生活がしてみたい」という希望を叶えられることや、学生寮があったため、初めての場所でも安心して過ごせそうだと思ったことも入学を決めた理由です。

Q 学生生活はどうですか?
 1?2年生の頃は学生寮に入っていました。入学前から友達ができ、ご飯も食堂の方が作ってくれるので、楽しく不自由のない生活を送ることができました。
 3年生からは1人暮らしを始めました。自分でご飯を作り、昼間は大学で授業を受けて研究をし、夜はアルバイトに行くという日々は大変なときもありますが、やりたいことを制限せず過ごすことができているので、とても充実しています。

Q ゼミや研究室ではどういったことをしていますか?
 製品の製造から廃棄までのライフサイクル全体で発生する環境影響(CO?排出量など)を見える化し、環境負荷削減に向けた研究に取り組んでいます。
 また、評価するためのデータベースの作成や方法の検討も行います。その中で私は現在、炭素税のような貨幣価値換算を活用した評価方法を研究しています。

Q 大学に入って成長したことは?(授業や活動をとおして)
 1番成長したことは、周りの人への感謝の気持ちを忘れずに過ごせるようになったことです。
 何も知らない場所で生活する中で、勉強面や生活面など様々な面で不安や戸惑いがたくさんありました。
 そのため、自分では解決できないことは、先生や友達に相談して助けてもらうことが多くなり、その度に「周りの人のお陰で自分は生活できているんだ」と実感します。

Q 大学内や周辺のおすすめスポットを教えてください。
 おすすめスポットは、「さくら名所100選の地」にも登録されている上野総合公園です。春には桜が満開になるため、お花見や夜桜を楽しむこともでき、夏には花火大会が開催されます。
とても広い公園で、湖や歴史的な記念碑などもあります。
 また、庄原市や近隣の三次市には、おしゃれなカフェがたくさんあります。安くて美味しいところが多いので、カフェ巡りをするのも楽しいです。

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