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【生命環境学科生命科学コース】卒業生の声-八木研の卒業生(2)

印刷用ページを表示する 2023年8月25日更新

  卒業生たちが社会でどのように活躍しているかを紹介する“【生命環境学科生命科学コース】卒業生の声"を昨年から不定期で連載しています。今回は,八木研究室(分子機械学研究室)の卒業生です。

大輪 友香(勤務先:株式会社アンズコーポレーション、生命環境学部生命科学科卒業) 

大輪 友香

大輪 友香さん(米原高等学校 2017年生命環境学部生命科学科卒業)

今はどういうお仕事をされていますか。

私は, 自社製品と ODM 製品 (デザインから生産までを他社から委託され製品)  を扱う化粧品メーカーで,製品開発の仕事をしています。  お客様や自社でこんなものを作りたいと挙げられた内容に対して、営業や企画と相談し合いながら化粧品の中身を作り、お客様にとってより良いものを提供するため、検討を繰り返しています。主な仕事内容としては、スキンケア製品をメインとした化粧水やクリーム、洗顔など様々な剤型の開発を行っています。私が開発した商品を実際に使ったお客様が良かったと褒めてくださったり、商品が店頭に並んでいるのを見たりすると、とても嬉しい気持ちになります。

 

庄原キャンパスでの学生時代はどういう風に過ごされていましたか。  

学生時代は、軽音部に所属しており、朝早くからバンド練習をよくしていました。毎年の学祭は、一大イベントの1つで、お客さんの前でバンドを披露し、すごく楽しかったのを覚えています。また、夏休みには部活のメンバーでキャンプに出かけたりと、とても充実した学生生活を送っていました。

 

庄原キャンパスで学んだことは今のお仕事などにどのようにいかせてますか。  

現在の仕事が化学、生物に関わる仕事であるため、大学や研究室で学んだ基本的な知識等は仕事に役立っていると思います。 また、3年生から研究室に配属され、私は八木研究室でクラミドモナスの鞭毛の研究を行っていました。研究の内容としては、今の化粧品の仕事とは関係のないものでしたが、研究を通じて学んだ、スケジュール管理や論理的思考、粘り強く頑張ることなどは今でも活かせています。現在の仕事は、納期までに自らスケジュールを立てて開発する必要があり、短い納期の中で、なかなか思うように開発が進まず、課題にぶち当たることも良くあります。ですが、自分の力で考えながら答えを導き出し、目標としていた製品が出来上がった時は、とてもやりがいを感じます。

 

他の都道府県から庄原キャンパスに来られていかがですか。広島から離れて広島への思いは?  

最初庄原に来た時は、想像以上に田舎だったため、とても驚きました。正直、庄原で4年間過ごせるかも不安になったぐらいです。 ですが、大学に通い始めて友達もでき、いつの間にか庄原での暮らしにも慣れ、勉強、部活、アルバイトと忙しく、毎日楽しい日々を過ごしているうちに、いつの間にか4年間が過ぎていました。今では、たくさんの友達や色んな人との出会うことが出来た庄原キャンパスで良かったなと思うぐらいです。 時々大学の友達に会うと、広島での生活が懐かしいなと思うことがあります。

 

最後に何かひとこと。  

大学の4年間はあっという間でした。社会人になってから、毎日決まった時間に仕事に行くようになって、大学生は自由だったんだなと、今になって思います。だからこそ、大学生の間に、勉強も遊びも全力で頑張ってください。 時間が自由なうちにやりたいことは積極的に挑戦してみてください!充実した大学生活になるように応援しています。 


 八木研究室では,細胞が運動するメカニズムを調べています。生命がもつ特徴の一つは自発的に動くことです。「どうして動けるのか」,そこに興味を持って日々研究を進めていますが,この分野はヒトの遺伝病の研究にも関わっています。ご関心のある方はホームページをのぞいてみてください。

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さらに詳しく知りたい人はこちら

八木教授

生命科学コースHP

大学院生命システム科学専攻HP

 

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