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【国際文化学科】シェイクスピア劇『十二夜』の舞台公演報告

印刷用ページを表示する 2017年6月12日更新
 さる2017年5月19日に、国際文化学科の主催により、イギリス?ロンドンのプロ劇団であるインターナショナル?シアター?カンパニー?ロンドン(ITCL) によるウィリアム?シェイクスピア作『十二夜』(Twelfth Night)の広島公演を開催しました。
 おかげさまで会場となった県民文化センター?大ホールには、東京公演よりも多い約340名の皆様にご来場、ご観劇いただきました。

 本場ロンドンからやってきたITCL劇団は、7名の役者ですべての役をこなし、音響効果は肉声と役者自身が演奏する楽器によって表現し、必要最小限の舞台装置であらゆる場面を表現してしまうという素晴らしい劇団です。省エネ劇団であるがゆえに、それぞれの役者の技量は非常に高く、その演技に観客は唸らされ、おおいに魅せられたことは、終始湧き起こる笑いや嘆息からも明らかでした。シェイクスピア喜劇の最高傑作とされる『十二夜』は、観客の笑いと涙とため息とを誘発し、見る者すべての心に深い感銘を刻みつけたのでした。

 国際文化学科では、このような機会を今後も継続して行けるように努力してゆく所存でございます。また、今回の舞台を幾つかの授業の中で教育の材料として利用し、英語圏文化の理解の為に活用してゆきます。
 その活動の一つとして、「英米社会文化論基礎演習」の授業では、履修学生全員による英語劇『十二夜』を上演する予定で、学生はすでに舞台練習に入っています。舞台公演は7月27日木曜日午後4時20分、および7月29日午後4時20分からを予定しています。場所は県立広島大学広島キャンパス大講義室です。皆様のご来場をお待ちしています。詳しくは再度告知させていただきます。

◎アンケートに答えてくださった来場者のコメントを幾つかご紹介します◎

「言葉では表せない感覚を久しぶりに得ることができました。」(大学1年男性)
「県立大学の方々へ、シェイクスピアの平和の祈りを運んでくださる皆様の公演を是非続けてください。英国のシェイクスピア教育に関わる人々は広島とシェイクスピアのつながりを大切に思ってくださっています。」(50代女性)
「交通の便のよい市内中心部が会場だったのがよかった。」(60代女性)
「とっても楽しかったです。英語でも仕草など万国共通で笑えるものだなあと感じました。歌も素敵でした。」(10代学生女性)
「初めて英語劇を見ました。役者さんたちの体力には目を見張るものがあり素晴らしかったです。またこのような機会があれば是非鑑賞したいです。」(大学1年男子)
「学生さんがきびきび運営していて爽やかな感じでした。」(50代女性)
「お芝居の本場ロンドンなんてなかなか行くことができないので、鑑賞できて本当によかったです。素敵な舞台と素敵な機会をありがとうございました。」(40代女性)
Very enjoyable performance!(50代男性)
Even with simple props the actors very quickly reeled us in. They were able to bring the international magic, humor, pathos and humanity inherent in Shakespeare's works to an audience of very young people whose nature language is not English. Well done and thank you for the sparks! You all lit up the stage--spellbinding! (40代男性)


◎上記の「英米社会文化論基礎演習」の履修学生による感想コメントを写真の下に掲載しておりますのでご一読ください◎
『十二夜』公演の様子
『十二夜』公演の様子
『十二夜』公演の様子
『十二夜』公演の様子
『十二夜』公演の役者と裏方として手伝った国際文化学科の学生との記念写真

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