ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 人間福祉学コース > 【人間福祉学コース】教員インタビュー 米倉裕希子

本文

【人間福祉学コース】教員インタビュー 米倉裕希子

印刷用ページを表示する 2023年8月31日更新

教員インタビューPart1  米倉裕希子 先生

主な担当科目   :障害者福祉 ソーシャルワーク演習(専門)Ⅳ

研究キーワード:障害者福祉  ペアレント?トレーニング

趣 味      :花を見にでかけること かき氷

図1米倉  図2米倉

Q1  専門分野を目指すようになったきっかけを教えてください。

  高校生の時に阪神大震災があり、何かしたいという気持ちを強く持ちました。大学に入学後、障害のある方の地域生活を支えるボランティアに関わるようになりました。障害のある方と一緒に街へ出ると、いろいろなことに気が付きます。入店を断られるなど嫌な経験をすることもありましたが、車椅子の方と一緒に道行く人に声をかけ階段を乗り越えることができたりと嬉しい経験もたくさんありました。社会は変わる、変えることができることを実感し、障害者福祉の研究をしたいと思うようになりました

Q2  ゼミでの活動、過去の卒業論文のテーマなどを紹介してください。

 過去のゼミ生が取り組んだ卒業論文のテーマは、障害のある子どもや保護者支援についてです。ディスカッションを通して、障害のある子どもの教育と福祉の連携課題を考える中で保育所等訪問支援の地域差に、虐待予防のための保護者支援について考える中でペアレント?トレーニングの効果にたどり着きました。

 今の時代、関心のあるキーワードを入れるとすぐに情報が手に入ります。卒論では、情報の読み解き方、自らテーマを立て検証するプロセスを大切にしたいと思っています

Q3 担当科目の「障害者福祉」を紹介してください。

  障害者福祉の授業では、前半、「障害」とは何かについて考え、障害者福祉制度や障害福祉サービスについて勉強します。また、例えば、偏食のこだわりのある障害のある子どもに対する支援や施設入所していた障害者が施設を出て暮らしたいといった事例についてグループワークを通してディスカッションします。障害福祉サービスなどの大学で学ぶ専門知識はもちろんですが、みなさんの生活力も問われます。日々の生活に目を向け、自身の生活を成り立たせているものを考えてください。