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「ソーシャルワーク実習Ⅰ」は、ソーシャルワーク実践が行われている現場で実習を行うことで、高齢者?障害者?児童のいずれかの生活の実際と課題の特性を理解し、社会福祉士の役割を具体的に理解する内容です。履修学生の佐々木優菜さん(3年生)が授業内容を紹介してくれます!
※学科パンフレットでは伝えきれなかった内容を掲載しています!
佐々木優菜さん
人間福祉学コース 3年生
高齢、障害、児童のいずれかの分野で実習を行います。実習先の施設で働いている職員の動きを見たり、仕事内容を聞いたりしながら自分なりの気づきをまとめていきます。働く人だけでなく、施設を利用している方とも直接かかわることで利用者理解も図りつつ自分の強みや課題も発見できるたくさんの学びがある授業です。
私は特別養護老人ホームで実習させていただきました。学生は施設の利用者入居者の方と直接お話をしてコミュニケーションをとったり、相談員の業務を中心に見学したほか、社会福祉士以外の専門職からもお話を聞いたりしました。
コミュニケーションの方法は話すだけじゃないということです。ただ話を聞くだけでも、目を合わせるだけでも、すべてコミュニケーションでありその人のことを知ることができる手段になると感じました。このように感じてから、私は人と話すことが好きというよりも、コミュニケーションを通じてその人のことを知っていくことが好きなんだと気付きました。
4年間の学生生活で行う2回のソーシャルワーク実習のうちの初めての実習です。実習の主な目的が利用者の生活実態の理解と社会福祉士の役割の理解ですが、毎年学生の皆さんはこの実習で大きな気づきや学びを得て、専門職の道への大きな一歩を踏み出します。(担当教員:手島洋 講師)