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原田 浩幸(はらだ ひろゆき)

研究者紹介

原田先生画像

所属:生物資源科学部 地域資源開発学科 職位:教授,生命システム科学専攻長 学位:博士(学術)

研究室:県立広島大学庄原3701号室

E-mail:ho-harada@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/hiroyukiharada 

研究室Web: /p/ho-harada/

研究に関する自己PR

地域の農業資源から付加価値のある成分を化学工学的?土木工学的?発酵工学的見地を含む総合型分離工学の手法を用いて回収します。

研究テーマ

1) 晶析法によるリン?カリウムの回収, 2)吸着法によるリンの回収, 3)フェントン法による脱色,4)生物処理に最適化

研究の特徴?内容

1)溶解度積を用いて肥料の3成分である窒素?リン?カリウムをマグネシウム塩 つまりリン酸マグネシウムアンモニウムやリン酸マグネシウムカリウムとして回収します。利用されずに廃棄されるバイオマス起源の液相や固相からということがポイントです。

2)薄い濃度の目的対象物を少しずつ集めて濃縮することがポイントになります。これ以上吸着しなくなると再生技術を適用して、濃厚液として脱離させ吸着剤をからすると、また吸着操作を繰り返すことが可能となります。

3)鉄イオンを多孔質に担持させて、それを過酸化水素と反応させることでラジカルが発生し脱色が進行します。硫酸鉄溶液を用いる方法と違い固形物が少ない状態で反応を行わせることができます。

4)膜分離活性汚泥法の前段階に小さな前処理曝気槽を適用することで、膜の目詰まりを防止することを検討しています。

受験を検討している方々へ

指導教員のキャリアにより、工学分野の化学工学や土木工学あるいは発酵工学系の研究を主体的におこなっています。系というのは、アプロ―チ方法のことです。アプロ―チ法は教科書の内容に書かれているベーシックな基礎内容です。研究はその基礎を如何に展開させることに評価がつきます。特に主なツールとしている化学工学分野の分離プロセスは「分離プロセス技術はグリーン?イノベンションを達成するキーテクノロジー」であると定義されています。

代表的な成果を以下に示します。

興味を持っていただけると幸いです。

著書

Phosphorus Recovery by Crystallization(2019),Intec

論文

Simultaneous solidification of potassium and phosphorus using rice straw charcoal and saturated phosphorus adsorbent

International Journal of Recycling of Organic Waste in Agriculture 4(2) 67-72 2015年6月18日

参考

https://researchmap.jp/hiroyukiharada

連携協力を検討している方々へ

若いころはバブルで時代したので、中欧の大きな企業様ともお付き合いさせていただき、良い機会をいただきました。こちらに赴任してから、いくつかの広島?山口の企業様とご一緒させていただいた経験があります。支えていただいたことに感謝して共同研究をさせていただきました。

興味がございましたら、ご連絡お願いします。

主な成果を以下に示します。

Phosphorus Adsorption and Nitric Acid Reduction by Ferrous Sulfate-Treated Foamed Waste Glass

Journal of Materials Science and Chemical Engineering, 6 21-30 2018年(コッコ様)

生物担持水質浄化材を活用した畜産排水のNH4+削減に関する基礎検討環境技術46(4)215-2182017年((株)多機能フィルター様)

論文リスト

    著書

      専門資格

      化学工学技士(化学工学会認定),下水道処理施設?管路施設管理技士(下水道協会認定),土木工学技術者1級(環境)

      キーワード

      分離工学(晶析?吸着),バイオマス, コンポスト, リサイクル, 回収, リン, 昨日丹

      関連するSDGs項目

      SDGs2SDGS12SDGS13


      所属別一覧