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露木 真也子(つゆき まやこ)

研究者紹介

tsuyuki[1]

所属:大学院経営管理研究科 職位:教授  学位:博士(学術) 

研究室:県立広島大学広島キャンパス1471号室

E-mail:mayako@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/tsmayako 

研究に関する自己PR

未来のありたい姿をインパクト?ゴールとして共有し、一丸となって社会的課題の解決に取り組むための場づくり?枠組みづくりに寄り添いながら、誰一人取り残されない地域共生社会の実現に貢献していきたいと思っています。

研究テーマ

ソーシャルイノベーションの普及過程に関する研究、地域共生社会開発事例研究、社会的インパクト評価に関する研究、定性的価値評価に関する研究、ソーシャル?アントレプレナーシップ教育プログラムの開発、共感力強化プログラムの開発 

研究の特徴?内容

ソーシャルイノベーションと呼ばれる事例はあらゆる事業?活動領域にみられますが、なかでも定量化が困難な成果を生み出す対人支援型の事業モデルの普及過程、創出価値とその評価、担い手に求められる社会起業家的資質と人材育成等に着目しています。現代社会においてコミュニティが直面する社会的課題は複雑化の一途をたどっているうえに、COVID-19パンデミックにより社会的孤立状態が生まれやすくなっています。多様な主体が連携して地域の課題解決に取り組むことがより一層求められている中で、その実践と普及のカギを握るのは共感に根ざしたコミュニケーションです。問題を構造的に俯瞰し根本原因を特定することによって課題当事者の問題解決ニーズを理解する能力である共感力は、ソーシャルイノベーションの実践に不可欠な能力と考えています。事例研究を通じて共感力強化に有効な研修プログラムの開発を目指します。 

受験を検討している方々へ

身近な社会問題を解決するために、自らのアイディアとビジネス手法を融合させて、新しいサービスや社会の仕組みを生み出す起業家たちがいます。このような起業家を「社会起業家」と呼び、社会起業家のアイディアが従来の常識や価値観に取って代わることで“新しい当たり前”になっていく現象を「社会イノベーション」と呼んでいます。

環境、教育、子育て、福祉、防災、ヘルスケア、など、社会起業家の事業や活動は広範囲かつ多岐にわたり、同じ活動分野であっても、生み出される新たなビジネスモデルはじつに様々です。しかし、すべての社会起業家事例に共通していることが一つだけあります。それは、どのような困難を抱えている人も、誰一人取り残されることのない共生社会を目指して、全力投球するのだということです。

社会起業家たちが、どのようにして問題に気づき、根本原因を突き止め、課題解決のためにどんな事業アイディアを生み出したのか。生み出された事業モデルが「新しい当たり前になる」とはどのようなことか。知識と実践(事例)の両面から考えていきます。

連携協力を検討している方々へ

社会セクターの取り組みのなかでも特に、福祉分野の社会起業家事例に注目しています。たとえば障害者福祉の分野で共通するミッションは、障害があってもなくても住み慣れた地域で安心して働いて暮らすことのできる仕組みづくり、ということですが、その実現のためには、事業者が単独で頑張るのではなく、行政機関や民間企業など、多様な主体との連携が欠かせません。異なる立場どうしで強力なタッグを組むために、目指すゴールまでの道筋を社会イノベーション?ストーリーとして共に描き、語る、そんな場や機会を創っていければと考えています。

論文リスト

    著書

      キーワード

      ソーシャルイノベーション、社会起業家、社会的企業、共生社会、共感力、地域福祉、イノベーション普及論、コレクティブ?インパクト、ソーシャルビジネス等 

      関連するSDGs項目

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