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本講座は、グローバル人材の育成と地域経済の発展を目指す2大学の特色を生かし、日本と諸外国の文化や歴史、言語、経済の比較などを行うことで、「世界を知る」機会として開催するものです。
広島市立大学と県立広島大学から各2名の講師が、それぞれの専門知識を生かし、新たな視点を提供する連携講座を展開します。
講師 | 講座内容 |
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県立広島大学 地域基盤研究機構 教授 上水流 久彦 |
【第1回】-台湾は東アジアのウクライナなのか?- 台湾統一を核心的課題とする中国政府と、台湾が中国の勢力下にはいることはアメリカの国際社会での地位を危うくすると考えるアメリカとの間で、台湾は地政学的に非常に重要な位置を占めるようになっている。また、台湾は中国ではなく台湾だという意識を持つ人が大多数を占める台湾の存在自体、中国政府にとって許容できないものである。このような状況下、台湾海峡で「有事」があり得るのではないかという懸念が絶えない。今回の講座では、有事が起こる可能性について検討したうえで台湾海峡の安定に日本として寄与できることは何か、考えていきたい。 |
広島市立大学 国際学部 准教授 田浪 亜央江 |
【第2回】-パレスチナ問題と?グローバルサウス」- 2023年10月以降、ガザをめぐる状況が深刻化するなかで、世界のそれぞれの国々がイスラエルやパレスチナとどのような関係を取り結び、とりわけガザの虐殺に対してどのようなスタンスを示しているのかが注目され、問われている。とりわけかつてアパルトヘイト政策を実施していた南アフリカ共和国による国際司法裁判所へのイスラエル提訴は大きなインパクトを与え、グローバルサウスを中心に原告支持の立場でこの裁判に参加する国々が増えている。こうした動きを各国の外交政策として見るのではなく、21世紀に入って再活性化した植民地主義の歴史の捉え返しの文脈のなかで考えていきたい。 |
詳細はこちらもご参照ください→公開講座「世界を知る」チラシ [PDFファイル/6.34MB]
第1回:10月2日(水曜日)18時30分~20時00分
第2回:10月9日(水曜日)18時30分~20時00分
広島市立大学サテライトキャンパス(広島市中区大手町平和ビル内)
対面?リアルタイム配信(Zoom)
※美高梅国际娱乐_2024欧洲杯下注-官网*直播の感染拡大状況によっては、開講方法等を変更する場合があります。
変更となった場合は、申込者に後日メールでご連絡します。
どなたでも
対面:40名
オンライン:60名
※申込者多数の場合、抽選
無料
下記、広島市立大学のホームページよりお申し込みください。
【FAXで申込の場合】
(1)郵便番号(2)住所(3)氏名<ふりがな>(4)電話番号(5)受講方法[対面 or オンライン](6)E-mailアドレスをご記入の上、
[FAX:082-830-1555 広島市立大学 社会連携センター「世界を知る」係宛]に送付してください。
※申込締切日は、9月23日(月曜日)です。<FAXの場合、送信日有効>
広島市立大学社会連携センター
電話 082-830-1764