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1年生 宇田川さんに大学院に進学した理由?研究の紹介をしてもらいました。
人間文化学専攻 栄養科学研究分野の修士1年生で、調理科学の研究室に所属しています。
私は、学部の時から当研究室に所属しており、主に「副材料としての卵の配合が調理食品に及ぼす影響」について、鶏つくねやパイの研究をしています。
副材料として添加する僅かな量の卵によって、出来上がりの食感や形状等に違いを及ぼすことが興味深く、調理科学の研究を続けたいという思いで進学を決めました。
僅かではあるものの確かな違いがあり、その違いを数値化する技法や、その要因を解析する技法を身に付けながら、新たな解析にも挑戦しています。また、違いの要因は単一的なものでないことがほとんどであるため、明らかにする難しさを知りつつも、多角的に考えることができる点が調理科学研究の楽しさであると感じています。