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【保健福祉学専攻】博士課程後期の学生2名がラスベガスで開催された国際学会にて研究成果の一部を発表しました

印刷用ページを表示する 2024年5月30日更新

ラスベガスで開催された国際学会Pain Science in Motion Ⅴにて博士課程後期の学生2名が研究成果の一部を発表しました。

左:山下さん  中央:友岡さん  右:西上教授

博士課程後期2年 山下 浩史さん(のぞみ整形外科クリニック西条)

2024年5月17日~19日にアメリカのラスベガスで開催された国際学会Pain Science in
Motion Ⅴにて、保健福祉学専攻(総合リハビリテーション分野 運動行動障害学領域)の博士課程後期2年の山下浩史さんが研究成果の一部を発表しました。

【発表タイトル】
Characteristics of the perception of central sensitization symptoms in patients with chronic pain: A mixed methods approach

【発表者からの報告】
2024年5月17日から19日にかけて、アメリカ合衆国のラスベガスで開催されたPain Science in Motion Ⅴに参加し、発表を行いました。私は、過去に日本で開催された国際学会で発表の経験はあるのですが、海外で開催される国際学会での発表は初めてであり、貴重な経験をさせていただきました。

会場はアットホームな雰囲気に包まれており、あちらこちらでディスカッションが繰り広げられていました。論文でしばしば目にする著名な研究者がすぐそばにいる状況は、研究を学んでいる者にとってこの上なく魅力的であり、現地参加の醍醐味を存分に味わうことができました。

私の発表はポスター形式で行われました。掲示していたはずのポスターが誤って撤去されていたり、知らぬ間にプログラムの順序が変更されていたりなど、些細なトラブルはあったものの無事終えることができました。多くの質問やコメントをいただき、手応えのあった部分も十分な返答ができなかった部分も含めて、今後の研究活動に繋がるものと感じています。

また、他の研究者の講演や演題発表の質の高さに刺激を受けました。何と言ってもわかりやすいのです。ノンネイディブの私が聞いていても、研究の背景、手順、注目すべき点が頭にすっと入ってくるほど洗練されているのです。他者に理解してもらうための工夫が随所に散りばめられており、今後研究室で共有し、互いに高め合っていきたいと思いました。

今回の学会での発表にあたり、準備や移動を含めて大変な部分もありましたが、指導教官である西上智彦先生の手厚いサポートにより充実した経験となりました。この経験は、ラスベガスで口にしたジャンクな食べ物とともに、私の今後の活動のエネルギーになるものと思われます。

今回の参加は、県立広島大学重点事業の研究活動支援にて、補助をしていただいております。このような機会を与えていただいた県立広島大学保健福祉学専攻に感謝いたします。
(写真)左:西上教授  左:山下さん
山下さん

博士課程後期1年 友岡 佑太さん(福岡整形外科病院)

2024年5月17日~19日にアメリカのラスベガスで開催された国際学会Pain Science in
Motion Ⅴ(European Pain Federation)にて,保健福祉学専攻(総合リハビリテーション分野 運動行動障害学領域)の博士課程後期1年の友岡佑太さんが研究成果の一部を発表しました。

【発表タイトル】
Temporal relationship between pain and catastrophizing, central sensitization-related symptoms, and disturbed body perception after total knee arthroplasty: A longitudinal random intercept cross-lag panel model

【発表者からの報告】
2024年5月17日から19日にかけて、アメリカ合衆国のラスベガスで開催されたPain Science in Motion Ⅴに参加し、発表してきました。
昨年も国際学会で発表させていただき、2年連続での発表となりました。

昨年の国際学会ではポスターでの発表でしたが、今回は口述演題で発表させていただきました。発表だけでなく、質疑応答も英語ということで、大変緊張しましたが、研究室での指導と事前準備のかいもあり無事発表を終えることができました。また、発表中だけでなく、発表後も多くの参加者が話しかけてくださり、有意義なディスカッションを行うことができました。

今回の学会は大変活発であり、口述演題だけでなくポスター発表でも積極的なディスカッションが行われていました。また、発表中以外の時間も沢山の研究者たちが互いの発表について話し合っており、グローバルな経験ができました。

今回の学会の参加で、西上研究室の世界での立ち位置を再確認することができ、今後の研究の方向性を定めることができました。今後も日本だけでなく、世界に発信できるような研究を行い、一人でも多くの患者様に還元できることを目標とし、日々精進して参ります。

今回の参加は、県立広島大学重点事業の研究活動支援にて、補助をしていただいております。このような機会を与えていただいた県立広島大学保健福祉学専攻に感謝いたします。
友岡さん(発表の様子)

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