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【看護学科】4年生の香川美咲さんが「TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム2022」に参加しました ~ 活動を通した学び その2

印刷用ページを表示する 2023年1月11日更新

〇日本国内の様々な地域から集まったチームメイトとの関わりを通して得た気づきなどを教えてください。

 プログラムの中に,リーダーシップ研修がありました。チームメイトとのディスカッション中に,リーダーの役割を担う場面がありましたが,私はメンバーみんなの意見を聴きながらまとめていく,という方法をとりました。チームとしてのよい雰囲気を作ることはできると思いますが,目的に達するまでに時間を要します。災害支援の場面では「今すぐに」という決断が求められるため,多くの経験を積み,色々な人と関わることで自分の中の引き出しをたくさん作りたいと考えています。そして,リーダーシップの資質の中でも今後は,特に決断力をつけていきたいと考えています。

5災害看護研修プログラム2022

チームメイトとのディスカッション 写真提供:公益財団法人米日カウンシルージャパン 転載厳禁

〇県立広島大学での学びが活かされた場面や内容について教えてください。

 本学は,チーム医療を重視しています。チームメイトよりも,職種による視点の違いについて自然に受け入れることができ,多職種連携について考えることができました。

 また,ケアする対象を「生活者」として捉えることの大切さを学んでいたため,被災者が日常の生活に戻るということを踏まえながら,必要な支援を考え提案することができました。

 

〇今後の抱負について教えて下さい 

 私は将来的に,「国境なき医師団」で助産師として活動したいという思いを持っています。今回の活動に参加させていただいたことで,災害支援に関する学びを得たことはもちろんですが,様々な「人との繋がり」を持つことができました。そのつながりは将来,国を越えて活動していく上での,自分自身の宝になると思っています。 

 

〇これから,何かにチャレンジしようと思っている後輩にメッセージをお願いします。 

 「やりたいことをやってみよう!」ということです。私にとって今回のプログラムへの参加は,とても大変なことでしたが,得たものは大きかったです。自分がやりたいと思うならば,失敗を恐れずにチャレンジしてください。努力した結果得られる成果は,自分にとって,とても大きなものになります。 

 

活動の概要 と,活動を通した学び その1 はこちらから