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【地域文化コース】工藤准教授監訳の書籍が出版されました

工藤准教授が監訳?共訳を行った専門書『東アジア儒家仁学史論』(黄俊傑原著)が2022年3月,集広社から出版されました。この本は黄俊傑が2017年に中国語で著した『東亞儒家仁學史論』(台北:台大出版中心)を日本語に翻訳したもので,儒学の最大徳目である「仁」の東アジアにおける展開について考察したものです。
書影
 国際関係?国際社会のあり方が問われる今だからこそ,外国の言語や文化について理解を深め,相互の理解と協調にもとづく平和な社会をつくっていくことが必要です。地域文化コースでは,東アジアや英米をはじめとする外国の言語や文化を学び,異文化理解や多文化共生について一緒に考えていきます。みなさんも工藤先生らとともに中国語?中国文化を一緒に学びませんか。
 以下,本書出版についての工藤准教授のコメントです。
『近代以降の世界,とりわけアジア諸地域は、ひたすら「国」と「ヨーロッパ」に左右されてきました。本書はそうした「近代」を克服するための試みの一つでもあります。また,現代のグローカル化の動きに呼応してもいます。「過去」について論じたものですが,「現在」,そして「未来」を切り拓く若い読者の方々の思考の一助になればと思っています。』